Step By Work

街の不動産会社が取るべきホームページで集客する方法

上杉 洋 Hiroshi Uesugi

Date: 2022.10.26
Update: 2022.10.26

こんばんは!ステップバイワーク代表の上杉です
この記事では地域に根ざした街の不動産会社がホームページからのお問い合わせを増やすために、どのような方針でホームページを更新すれば検索結果で上位表示を達成できるかを解説したいと思います!

ホームページのコンテンツ作りの参考になるサイトも記事の下に2つ載せているのでそれだけでも見ていってください!

SUUMOがなぜ検索結果で上位に来るのか

基本的にネットで集客するためにはホームページやYouTube、各種SNSなどで有益な情報を発信し、ユーザーのためになるコンテンツを発信することが大事です

しかし、単純に情報を発信しているだけでは大手の不動産ポータルサイトであるSUUMOやホームズ、アットホームといった会社に勝つことはできません

これらの大手ポータルサイトはかなり網羅的に全国の不動産情報を掲載しており物件探しをしている人にとっても非常に使いやすいホームページであるからです

例えば「大阪市 マンション」でGoogle検索をした場合に大阪市のマンションの9割のデータを持つホームページと、大阪市のマンションの5割の情報を持つホームページだったら、当然そのサイト内で賃料などで絞り込みなどをしますから、前者の9割のデータを持つホームページの方が使いやすいと思います

そういったことからGoogleも大手ポータルサイトの方がユーザーにとって有益なサイトと判断し検索結果で上位表示をさせているんですね

大手に勝つためには独自性が必要

ではどのようにして大手よりもユーザーにとって有益な情報を発信することができるのでしょうか?

大手の不動産ポータルサイトは基本的に不動産データベースを参照して物件を載せているので、その物件ページはどれも機械的です
あったとしても担当者のコメントが一言二言添えられているだけで、そのページを見てこの人に依頼しよう!とは中々ならないことが多いのではないかと思います

したがってずばり街の不動産会社が取るホームページ作りの方向性としては「その地域に住んでいる人しかわからないことや、その物件に行った人しかわからない独自性」をコンテンツに盛り込んでいくことが非常に大事になってきます

ここで2つのめちゃくちゃいい例を紹介したいと思います

大阪R不動産様の例

https://www.realosakaestate.jp/

まずは大阪R不動産様の例から紹介します

基本的な建物の情報だけでなく不動産業者ならではの視点からのコメントや、スタッフが物件を見学した際のリアルな感情が書かれています

こちらのルーフバルコニーも例に漏れず、見渡す限り広がる空!

周辺は低層階の建物が多いこともあり、遮るものがなく爽快な景色が望めます。

夏場はプールを出して子どもと遊んだり、休日にはシートを広げてピクニックをしたり、友達を呼んでみんなで食事をするにも活躍しそう。こんなに気持ちのいい景色を見ながら、大好きな家族・友人と過ごす時間はきっと特別なものになりそうです。

https://www.realosakaestate.jp/estate.php?n=15979

なんとなくこの記事を見ると実際に行って見学したかのような気分になってしまいます

大阪の渋井不動産様の例

https://shibui.estate/archives/141090

大阪の渋井不動産様の例です。
渋井不動産様は不動産会社にとってはかなり異色なクリエイティブな趣味が強い方が集まった会社だそうです

物件の記事もみてみると、写真のクオリティも高くそして何より読ませる文章がうまい

また谷町ですか?!なんて思った方も、とりあえず見てほしいメゾネットがあります。図らずも保険のCMのような勢いでスタートしてしまいましたが、今から始めるのは65歳から入れる保険の話ではなく、『谷町六丁目駅』徒歩3分の2Kのお話です。

写真でお分かりの通り、所在地は谷町七丁目。エモーショナルが最高潮に達する日暮れ時にやってきました。

https://shibui.estate/archives/141090

この記事の中には物件のいいところも悪いところも書かれているので、なんかもうこの記事を見るとその物件を見学しなくても引っ越しを決めてしまいそう、そんな気分になります

あとはそれぞれの文章がどのスタッフが書いたかということを記載しており、もしこの物件に決めなくてもこの人に他の物件を紹介してもらいたいな~という気分にもさせてくれます

文章を書くのは確かに難しいけれど重要なのは熱意!

参考に挙げさせていただいた2例は文章力も写真の技術も非常に高く、参考にするとはいっても簡単に真似できるものではありません。

しかし、いつも皆様がお客様に対応している時に伝えるようなことをありのまま自分の言葉で文章にすることで、その物件に対する熱意は必ず伝わると思います

そんな熱意のこもった記事には機械的に作られた記事にはないユーザーにとってためになるなにかを与えてくれるはずです

動画でのコンテンツも作ることができればなおよし!

最後になりますが、弊社ではホームページの運用として動画とブログ記事の運用を代行するサービスをしています。

不動産会社様の場合には、物件の内覧に同行させていただき撮影を行い、それを元に記事とYouTube動画を投稿するという方法をオススメしております

参考にさせていただいた2つのサイトではまだ動画としての発信はされていないようですが、不動産の情報を掲載するのに動画というのは非常に相性のいいツールですので気になった方はお気軽にお問い合わせください!